褒めるとハードルが下がる!
何でもかんでも褒めてしまうと、子どものハードルを下げてしまいます。
誰かに褒めてもらえないとやる気が出せない子になってしまうのです。
それは将来的には子どもの為にならない行為だという事を、大人である私たちは改めて気づく必要があります。
子どもたちはとても賢いです。
小さい子でも、父親や母親がどうすれば喜んでくれたかよく見て覚えています。
褒めて伸ばすをやってしまうと、最初はお父さんやお母さんが喜んでくれるから勉強していたのが、やがて成長したときに何のために勉強するのか子ども自身が分からなくなってしまうのです。
出来るのは当たり前!
「できた~すごいね~!」と褒めまくっていると、その子のチャレンジへのハードルはどんどん下がります。
出来る事は出来て当たり前なのです。
子どもを褒める一番いいタイミングは、その子が難問に挑んでいる時です。
やったことない事、勇気がいる事に向かってチャレンジした時こそ声をかけてあげましょう。
褒めるって実は上から目線!
例えば会社の上司の仕事が成功した場合に、わざわざあなたが褒めるでしょうか?
褒めるという行為は無意識に相手を下に見ているから出来ることなのです。
褒められ続けて育つと、やがて褒められなければ行動しなくなります。
褒められることが行動の目的になってしまうのです。
しかし、誰かに褒められるのを待ってる状態って自分に自信があるといえるでしょうか?
鉢植えの植物も水をあげすぎれば根腐れして枯れてしまいます。それと同じです。
草木が伸びる時こそエネルギーが必要なのと同じで、子どもがもっと大きく伸びようとチャレンジする事こそ褒めてあげて下さい。
結果は二の次です!
出来なかった事は、どうすれば次は上手くいくか自分で勝手に考え出します。
詰まっていたら大人が質問を投げかけたりヒントをあげたら良いのです。
答えを教えたり、間違いや失敗を怒りすぎるとその子の伸びはガクンと遅くなります。
褒められば伸びるというのは、言い換えれば褒めないと伸びないよと言ってるのと同じです。
常に自分より上だと思う人に自分の価値を評価してもらう事になってしまいます。
それでは大人になってからとても困ってしまうと思うのです。
大切なのは、子どもの頃から難しい問題や答えのない問題にチャレンジすることです。
そして子ども自身や周囲の大人がチャレンジ自体を褒めることなんです!
日本の教育は自分で自分を評価する機会がなさすぎる
世の中のほとんどは相対評価です。
学校、テスト、成績…常に誰かと比べられ自分以外の人間に評価を下されます。
個人的にはSNSの普及で他人の生活がより見えるようになり、相対評価の割合にさらに拍車がかかったと感じています。
ここではザックリと、自分で自分を評価することを自己評価といいます。
子どもたちに足りないのは、この自己評価なのです。
いつも誰かと比べられ、部活に習い事に忙しくお疲れぎみな子どもたち。
ところが、自己評価のやり方を教えてあげると、途端にみるみるやる気に満ちて活発に行動しだしますよ。
自分自身を他人に褒めてもらう必要がないと気づいた子どもたちの行動力はスゴイです!
本来子どもたちの持つエネルギーってこんなに凄まじいんだ…とこちらが驚かされます。
自己評価とは、単純に自分で自分を褒めればいいワケではありません。
実は普段がんばっていることを、あなたの脳はがんばった行動として認識していないかもしれないのです。
(そもそも”頑張った”という言葉もなんだかフワッとした感じがしませんか?)
さらに、脳の機能について詳しく知らないとどっぷりハマってしまうちょっぴり怖い罠があります。
巷でよくある「自己評価をあげる方法」でこの罠についてちゃんと書いてあるものは残念ながらほとんどありません。
鬼の子寺子屋の生徒さんたちには、ヘンテコな罠にはまって回り道してほしくないのです。
ちゃっちゃか地頭を良くして、脳の機能を上手に利用して確実にさくさく自己評価を積み上げてほしいのです。
なぜなら、自己評価を積み上げることも目的ではなく通過点であり、たくさんの子ども達が自分の人生を自由にクリエイトできる脳力を持つ事が鬼の子寺子屋の目指すところだからです。
HGMトレーニングを受講しプログラムを進めていくと、毎日のチャレンジが始まります。
しっかりこなせば確実に「チャレンジが楽しくてしょうがない子」に育ちます。
目の前にチャンスがやってきた時に
「自分には出来ない」
「まだ無理…」
「もう少ししてから…」
と尻込みしてしまうのと
「とりあえずやってみよう!」
「失敗したらまたやってみよう!」
「自分ならできる!」
と思って飛びつけるのとでは、当たり前ですが成長の幅は全く違います。
出来ることは出来て当たり前!
出来て当たり前のことを褒めると伸びなくなる!
子どもが勇気を出して難しいことにチャレンジした時こそ、声をかけてガツンと伸ばしましょう!
チャンスが巡ってきた時にチャレンジできる子が一番強いのです!
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記事:鬼の子寺子屋塾長 宮嶋 悠希子
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