ブログ

聞こえなくても、勉強はできる!

一般的に、聴覚障がい者は健常者より学力が低いと言われています。

聴覚障がい2級を持っている立場から言うと、それは半分事実で半分はそうではありません、と言えます。
「口話ができるかどうか」が割と大事でした。

まず、相手が言っていることを、聞き取れるか?が重要になってきます。
一般の方々は手話を使いませんから、ほとんどが口話になるかと思います。

僕の場合は、口話がある程度できましたが、2級ということで、聞き取りのほうは大分不利でした。

ほぼ読唇で、相手の言っていることを推測してきましたが、今は殆どの人がマスク着用ですね。
これはもうお手上げだという難聴の方も多いのではないでしょうか。

一般の学校では手話がありませんので、口話でなんとか聞いていくしかありません。
授業が終わってから質問をしたり、どうしても会話がしづらい先生の場合は筆談をお願いすることもあります。

聾学校に進学すれば、先生は手話を使って指導をしてくれます。
ある程度のラインまでは、聾学校のほうが敷居が低いでしょう。
聾学校で勉強ができたとしても、もう一歩突き抜けるには、塾や予備校へ通う必要があるかもしれません。

しかしながら、塾や予備校では手話を使ってくれません。
完全に口話での世界なので、ある程度聞き取りができる人は強いかと思いますが、
聞き取れない場合は、お手上げになることも少なくありません。
ここがかなりもどかしいところだと思います。

ただ、これは授業ベースのお話です。
小さいころから、勉強は小学校で習い、教えられた後にやるという習慣が身についています。

難聴でも、勉強はちゃんとできるようになりますし、その方法も指導します。

そもそも、どのようなお子様でも勉強以外でも覚えたことはあるはずです。
興味のあるものに関しては、誰も教えてくれたわけではなく自分で勝手に、どこかから知識を引っ張ってきました。

いろんな経験だったり、いろんな本や図鑑を読んで得た知識も多かったはずです。
勉強に関しても、同じように自分のペースで進んだほうが早いと考えています。

当塾では、「アタマの使い方」の指導、「独学での勉強の進め方」の指導を行っています。
「アタマの使い方」に関してはHGMトレーニングのプログラムに沿って進めていただきます。

「独学での勉強の進め方」に関しては、お子様のレベルに合わせて、
理解しているところから、レベルアップしていけるように指導しています。

独学での指導の良いところは、授業ベースではありませんので「わかったふり」ができないことです。
授業はわかったふりをしておけば、次に進んでしまいますが、それは非常にもったいないことです。
理解していなければ、一歩戻って理解してから進めていただきます。

社会に出たら手話はありませんので、当塾で手話は使っていませんが
難聴で困っている気持ちは痛いほどわかります。

そのため、指導に関しては必要に応じて、筆談やリモートでしたらチャットツールを使用します。
タイピングが遅くても大丈夫です。ゆっくり打って納得いくまで対話をし、理解まで進めていきます。

難聴でどのようなことで困っていますか?
下記フォームよりいつでもご連絡ください。

▲▲▲お問い合わせ▲▲▲

感想、お問い合わせや入塾相談、お子様の学習カウンセリング等はこちらから。

    ▲▲▲LINEからもご相談を受け付けています▲▲▲

    友だち追加

    記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大

    この記事もおすすめです。

     

    コメント

    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    PAGE TOP