色々と人間関係の相談に乗る機会もあるのですが、大体は
「〇〇に嫌われないかな」
「これをして失敗したらどうしよう」
という動機が見えたりします。
他者の評価が自分の行動を制限している大きな要因になっています。
しかし、自分の人生と他者の評価、どちらが大事でしょうか?
また「失敗したらどうしよう」と思うのも行動の制限になりがちです。
ただ…ちょっと考えてみてください。
あなたが、何かしらの発表会で、他者が失敗した場面を覚えていますか?
発表会じゃなくても、学校でも会社でも良いです。
人の目があるところで誰かが失敗したとして、笑うでしょうか?
四六時中、そのことを思い出すでしょうか?
明日明後日もその人や違うお友達などにその失敗を話すでしょうか?
たぶん無いでしょう。
まぁ…あるのでしたら、それは他者の一挙一動を気にしすぎです(笑)
メディアはよく有名人のアレコレやゴシップを報道しますがあれこそ異常だと思っています。
そういうニュースばかり見ているのでしたら、テレビを切っておくことをお勧めします。
さて、本題に戻りましょう。
今聞かれて他者の失敗を思い出すことはあれど、普段から一々思い出していないはずです。
当日でも、その時は思い出して誰かに話すことはあれど、晩御飯を食べるころには忘れているでしょう。
明日にはきれいさっぱり、思い出すこともなく日常生活に戻っています。
そんなものなのです。
他者の目も失敗を気にする必要も、まったくありません。
また脳機能的には、成功よりも失敗したほうが自分の記憶に残りやすいのです。
それは後からくよくよするためにある機能ではありません。
何故か?
まず失敗したということは…
(1)何かにチャレンジをした
(2)こうなるだろうと予想して行動した
(3)予想した通りの結果ではなかった
(3)で期待外れの状態が脳にとっての刺激になり、
同じ失敗をしないための記憶として保存されます。
この失敗があるからこそ、次の行動は別のルートを選択できるのです。
よく「失敗は成功の基」と言いますが、その通りなのです。
ということは、もうおわかりでしょう。
さっさと失敗回数をこなして、成功したほうが良いのです。
失敗か、成功かのルートに分かれているわけではありません。
失敗→失敗→失敗→失敗→…→成功!という1つのルートしかありません。
ということは失敗したらどうしようと考えなくていいですね。
うまくいくまで実験、検証をするだけです。
それが早ければ早いほど良いわけです。
これが躊躇なくできるようになればこそ、あなたの脳力も開花しやすいのです。
僕自身も、失敗した経験のほうが多いです。
勉強もコミュニケーションも、頭の使い方も、スポーツも…
何もかも、全部失敗のほうが多かったです。
それでも、手探りで今まで進んできたからこそ今の僕があります。
最初は落ち込むこそありましたが、
今では失敗したら「ほう…そう来たか」という気分になります。
失敗を結果の一つとして捉えています。
なので安心して失敗しまくってください(笑)
その先に進んでこそ何かを掴めるはずです。
この記事が少しでもあなたの心を軽くできたら嬉しいです。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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