前回の記事で「興味分野の拡張」についてお話しました。
勉強をするなら、興味分野から拡張していくほうがはるかに効率が良いということですが、今回はもう1つ、取り入れて見てほしいことがあります。
それが「共通点探しゲーム」です。
共通点探しは子供と一緒にすることもできます。
どんな共通点を探すかというと…例を書いていきますね。
・自分と家族の共通点
・自分と友達の共通点
・日本とアメリカの共通点
・人気が出る漫画の共通点
・流行りのファッションの共通点
テーマは何でも構いません。
色々見つかると思います。
外に出て、ある飲食店に並んでいるお客さんの共通点でも良いですね。
こうやって毎日共通点を探していくと、共通点探しプロになります。
共通点を探すプロになるとどうなるかというと…
興味分野の拡張をさらに後押しすることになります。
・興味分野と新たに勉強することの共通点を見つけられる。
・自分と相手の共通点を見つけることができる(仲良くなりやすい)
・世界のニュースとお金の流れを紐づけることができる。
・2つ以上の情報を比較しておかしいところにすぐに気づくことができる
上記以外にもたくさんのメリットがあります。
今持っていることと、新しく学ぶ知識の関連付けができるようになれば、学ぶスピードは格段に上がります。
「何かを覚える」という行為は「思い出す」ことですから、一旦忘れても何度も思い出せば良いのですが、この共通点探しで知識の関連付けができていれば、思い出すトリガーが増えることになります、
全くの新しいことを思い出すよりも、既に知っている知識と紐づけることで思い出しやすくなるわけです。
受験生で言えば、英単語もそうです。
同じ括りの英語や、関連性のある単語は比較的覚えやすかったりします。
人間は人それぞれに思考の癖がありますが、天才と呼ばれる人は1日にして天才にはなりません。
日常の積み重ねがどうしても必要になってきますが、毎日同じことを”意識的に”行うのは誰でも難しいことです。しかしながら一旦、習慣や癖になると考えなくてもそれを行うことができるようになります。
最初は一日一日意識的に行いますが、段々考えなくてもできるようになります。
ですから、この共通点探しも是非”癖”になるように取り入れてみてください。
そして共通点探しのプロになってください。
そうすることで、学習効率がはるかに上がったり、人と仲良くなることがうまくなります。
これだけでも人生は変わってくるはずです。
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