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「興味」を探す旅に出よう!

割と何度もお話しているのですが、いま、興味を持っていることってありますか?
すぐ言える方は大丈夫です。

学生時代は、何かに興味を持っていましたか?

学校の勉強自体が面白いと思うことはあまりありません。
実際、あなたは面白かったですか?

一教科あるならまだ良いのですが、ほとんどの教科は面白くなかったと思います。
勉強って、正直つまらないんです。

世の中の事象を抽出して、計算式にしたり、言葉にしたりして体系化したのが今の教科であり、学校で教えられる勉強です。

例えば、数学の話をしましょう。

微分積分だって、アレは速さや距離の話です。

でも、距離を時間で微分したら速さになります。

ただそのイメージをすっ飛ばして、微分積分だけを教えるところも少なくありません。
とすれば、数学って「何に使うのかイメージがわかない」と思いながら勉強したって面白くないですよね。

また、ある時代までは数学は神の学問と言われていたのはご存知でしょうか?
数学には矛盾することがない完全なる学問とされ、神の完全さを証明できる可能性の高い学問でした。
数学がいかに完璧であるかを証明するために、数学が発達してきた時代もあります。
(それはとある青年によって打ち砕かれてしまうのですが…この話は別の機会にします。)

はたまた科学的観点から発達した数学もあり、
別のところでは経済的観点から発達した数学もあります。

数学ひとつとっても、全然別のところで発展したものを一か所に「数を扱う」学問として今の数学はできています。
でも、1つ1つ、歴史的背景から「なんでこういうことに使うんだろう」という視点で意味を理解したほうが全然良いと考えています。

さらに個人的見解から言えば、学問もそれぞれジャンルの違いがあって
生物の大人が化学で、化学の大人が物理で、物理の大人が数学。
右にいくほど抽象化されていく。

そういう関連性があると思っています。

これも世の中の現象に興味が無ければ、理解できるはずがないのです。

「なんで月はどこを走ってもついてくるように見えるんだろう」
「電池の繋げ方でミニ四駆の速さが変わる!なんでだろう」
「洗い物をしていたら、油がなかなか落ちない、どうしたら落ちるだろうか?」
「〇〇の小説で〇〇がこういう行動をしたのはなんでだろう?」
「なんで人は、人の多いほうに行きたがるんだろう、混んでいるのに」

世の中を見渡せば色んな疑問が出てきます。

それらのほとんどは出かけたり、遊んだりしなければ見つかることはありません。
紙の上の学問だけでは勉強なんて理解できないし、楽しくないのはおわかりでしょうか。

結果的に、1つの興味分野からでも無限に世界は広がるのです。
繋がらないものは何一つありません。

なので、「興味のあることなんてないよ・・・」と今思っていても大丈夫です。
本当に何でも良いのです。

科学史をチラ見しても良いですし、本屋さんへ行って、各地の旅行雑誌を見て興味のあるところの歴史を調べてみても良いかもしれません。
はたまた路線図から「ここに人が集中しているのはなんでだろう」でも良いですし、野球から物理法則を考えても良いですね。
また、将棋などのボードゲームから中国の戦法などに興味を持ち調べている人も居ました。
小説やゲームの元ネタとなっているものは何か?と考察を張り巡らせて、世界史を調べている人も居ました。

こうしてみると正直、入口はなんでも良いと思いませんでしたか?

まず何でも良いので、外に出て何か新しいことを初めて見てください。
しばらく本屋さんで立ち読みでも構いません。
行ったことのない駅で降りて周囲を散策しても良いかもしれません。
今までと違う道を行っても良いし、何かの集まりに参加するのも良いです。

その中でもし「気になる」ことがあったなら、是非それについて調べてみてください。
そこからあなたの世界が広がっていきます。

鬼の子寺子屋でも、あなたの興味探しをお手伝いしています。

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    記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大

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