よく「覚える」という言葉を使いますが、「覚える」とはどういうことでしょうか?
そして「物事が覚えられない」というのはどういうことでしょうか?
この記事では覚える目的と、その仕組みについて解説します。
学生がやってしまいがちな覚え方
学校の定期テストや受験勉強においては暗記が求められるケースが多々あります。
暗記するためにいろんな方法を試したと思います。
赤いシートで何度も隠す。
単語を何度も書いて覚える。
数学の公式を丸暗記する。
忘れないようにノートに書く。
僕自身も受験生時代、こんなことをよくやっていました。
英単語を何度も書いて覚えたりしていました。
しかし、試験ではあまり使い物になりませんでした。
忘れないようにすることが覚えるでは無いのです。
また、一生懸命ノートを作る人がいます。
ノートを綺麗に作って、見やすくすることを工夫する人は、果たして自分の書いた内容を覚えているでしょうか?
綺麗なノートほど成績が悪いことはありませんでしたか?
目的が違うのです。
ノートに書くと覚えられません!何故なら…
ノートを書くことが目的になっていると、覚えられるはずがないのです。
カレンダーやスケジュール帳をちょっとイメージしてください。
スケジュール帳に書いている内容自体は書いた直後に忘れていませんか?
だから毎日、毎回スケジュールをチェックするんですよね?
つまり、ノートに書いた時点で「覚える必要が無い」と脳は判断してしまうのです。
書いた⇒いつでも見返せる⇒これは覚える必要が無い
あなたが意図しようとしなかろうと、脳はこの働きを行います。
おわかりいただけたでしょうか?
必要なのは思い出す力
では何が大事かというと、「思い出せること」です。
忘れる⇒思い出す
または
予想する⇒違っていた⇒印象に残って思い出せる
これを何度も実行する必要があるのです。
何度も思い出すこと、
何度か、失敗したことを印象付けること。
間違っても良いのです。
忘れても良いのです。
脳の働きを理解することが大事です。
何度も思い出したり、予想と違ったりすると
「これは大事な記憶なんだな」と判断し、脳内の重要フォルダに仕分けなおされます。
何度も忘れること、何度も思い出すことで、「思い出す」回路が強化されます。
あまり、暗記に時間を使ってもよくありません。
短い期間で忘れて、思い出せばよいのです。
また、しっかりとした睡眠も重要視しています。
そうすることで、試験のときも色んなことを思い出せる能力が強化されます。
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