勉強をするとき、ノートを取るな!とは言っていますが
勉強をするときにノート自体は使っても良いのです。
ちょっとここで混乱する人がいるので、もう少し解説します。
「話を聞きながらノートを取らないでください」ということです。
たしかにメモではあるのですが
話を聞いている+ノートを取っている、という行動をするのに精いっぱいで
話の内容は頭に入っていません。
ノートの使い方ですが、
基本的には授業を聞き終わるなり、仕事の指導を受けているときは
話をしっかり集中して聞いてください。
話が終わってから思い出しながら書いてください。
抜けているところは再度確認するか聞けば良いです。
参考書でもそうです。
何でも良いから思い出せたことを書きます。
「なんの話だったかな?」というところから、
1つでも単語を思い出したら、それに繋がるように次の単語を書いたりするわけです。
基本、知識は丸暗記ではなく、連想的なものなのです。
記憶は何かと紐づいて覚えていくものです。
なので、「連想ゲーム」はかなりおすすめです。
ノートにも連想的に書いていきます。
練習としては日本史や世界史なども使って良いですし、地理でもOKです。
地理なんかはわかりやすくて、
アフリカと言えば…エジプト、エジプトの隣はリビアがあって…というふうに連想的に覚えていきます。
白地図をコピーして、「この大陸にある国はなんだったかな…」となって、
1つでも思い出せたら、その国の隣を覚えていくわけです。
世界史なんかも、最初はオリエントでしょうか。
オリエントと言えば「日の昇るところ」と言われた場所で、エジプトとメソポタミアですね。
ノートにはこう書きます。
オリエント→メソポタミア(ティグリス・ユーフラテス川)→シュメール人(楔形文字)
→エジプト(ナイル川)→ファラオ、都市メンフィス…
こういったものを、何も見ないで連続的に書きます。
(何も見ないで書いたものがあるので、写真を参考にしてください)
書けば、自分の脳内の記憶も整理されます。
また抜けが明確になります。
自分のためのものなので字は自分が読めればOKです。
最初は1行だけだったものが、思い出したり、確認したりしていると、1ページいっぱいに何も見ないで思い出しながら書けるようになっています。
化学も、周期表や高分子化合物の変化のパターンを書いてもよいです。
英語でも、類義語などを連想で出したりしても良いし、文章をまるごとそのまま覚えてしまって、自分の表現したいことを真似しながら書くのも学力アップになります。
思い出しながら連想できるものは、全部連想して書いてみてください。
脳の中の記憶はひもづる式になっているのでAとBを関連付けて覚えるのです。
関係性が無いものは記憶がしづらいわけです。
普段から、これを意識してノートに思い出し書きをしてみてください。
これだけでも、僕自身が受験時代に知りたかったものです。
かなり効率的に思い出せるようになっていることに気づきます。
僕自身も、現在覚えるのが楽しくて「今日は何を覚えようかな?」と参考書を開いたり、実用書を読んだりしています。
また、ここでは明かせませんがHGMトレーニングでは、これにプラスの記憶法があり、更に強固になります。
さらに脳に良い生活習慣や食事というものもあり、覚えられないという人は必ず理由があるのです。
これで「僕には記憶力が無い」「記憶ができない」なんて言わせません。
色んなことを知り、覚えるのが楽しくなってくるはずです。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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