何度も言っています。
脳力を伸ばしたいなら遊んでください。
脳力…というと思考力でしょうか?記憶力でしょうか?
色んな定義がありますね。
記憶力も思考力も伸ばすことができます。
ただし、これらを伸ばすには遊ばなければなりません。
頭は遊びで鍛えたほうが手っ取り早いのです。
巷には色んな記憶法が出回っていると思いますが
あれこれテクニックをこねくり回しても、それはテクニックです。
根本的な脳力アップにはつながりにくいでしょう。
また、単なる記憶であれば、単純に「思い出す回数」を増やせば覚えられるようになります。
思い出すタイミングってどんなときでしょうか?
色々ありますね。
(1)小テストで問われたとき?
(2)先生に質問されたとき?
(3)一度覚えていたはずだけど答え合わせで間違えたとき?
(4)試験本番で問われたとき?
そんなに都合よく本番で思い出せたら誰も記憶法で苦労していません。
練習で100%じゃなければ、試験でも100%の力は発揮できません。
また、筋力と同じように脳力もトレーニングができるものです。
さて、上記の(1)~(4)は普段やっていることだと思いますが
どんな時が一番覚える記憶になるでしょうか?
基本、どれもやるに越したことはないのですが、
(3)のときが一番思い出せます。
何故でしょうか?
(3)では、問題を解く前に「この答だろう」という思考が入っているからです。
そこで間違えました。
人間は、「成功」と「失敗」のどちらを記憶するかというと
「失敗」のほうが記憶に残りやすいわけです。
そのため、練習段階ではどんどん失敗をこなしていくわけです。
「わからない」「ここまでは考えた」「この答だろう」「あっ、違った!」
この時に、脳が最も働いているわけです。
思考力も当然ついてくるようになります。
これは勉強に使えるテクニックではありますが、日ごろから色んなことに挑戦していないと難しいかもしれません。
それは何かというと、外での遊びです。
「こうしてみたらうまくいくだろう」
「あっ、これじゃダメだ!」
「次はこうしよう」
というのは、遊びから経験できることのほうが多いわけです。
昔は鬼ごっこやかくれんぼなどをしたと思いますが
どこに隠れるとうまくいって、どこに隠れるとすぐ見つかったなどもありますね。
その時も、脳では試行錯誤していたはずです。
大人であれば、ちょっと取り組んだことのないものが良いでしょう。
普段行ったことのない場所へ冒険するのも良いですね。
革靴やブーツ、ヒールで山に登って失敗するかもしれません。
料理だって遊びの一部です。
料理をやってみると、最初は焦がすかもしれません。
そのとき「どうやったらうまくいくんだろう」と調べますね。
そしてその失敗は繰り返さないようにできています。
僕がここで心配しているのは、
昔から失敗したことを怒られてきたがために、失敗したら挑戦ができなくなってしまう人も多いのです。
「失敗したらどうしよう…」「失敗したら怒られる…」と思ってしまいますよね。
でも、失敗して誰も怒る権利はないはずです。
勿論、人命にかかわるようなことをすれば怒られるのかもしれませんが、
あなたが山へ登ってみるだとか、料理を作ってみるだとか、はたまた新しいことにチャレンジするとき
それは失敗しても誰にもあなたを怒る権利はありません。
もし、そういうようなことを言う人が居るのでしたら「お前に迷惑はかけてない!」と突っぱねてください。
もしくは、その人に話さずに一人で黙々とチャレンジしてください。
挑戦を知らなければ誰も口をはさみません。
それでも、何かにチャレンジするのが怖いと思ったら、こっそり下記のLINE僕に相談してくれても大丈夫です。
あなたの挑戦を笑うようなことは絶対にありえません。
また、あなたが失敗しても怒りません。
是非あなたの脳力のために、いろんなことにチャレンジしてほしいのです。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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