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「読書」をオススメする理由

あなたは月にどれだけの本を読んでいるでしょうか?

ソフトバンクの孫社長や楽天の三木谷社長は相当な読書家で知られています。
いわゆる社会で「結果を出す人」は多読家であることが多いのは言うまでも無いでしょう。

また、読書量と平均年収が比例している調査結果もありますね。

日本人がどれだけ本を読んでいるかをまず見ていきます。
文化庁が発行している「国語に関する世論調査」によると、日本人の読書量は以下の通りです。

平成20年 平成25年 平成30年
読まない 46.1 47.5 47.3
1~2冊 36.1 34.5 37.6
3~4冊 10.7 10.9 8.6
5,6冊 3.3 3.4 3.2
7冊以上 3.3 3.6 3.2
分からない 0.5 0.2 0.2

平成30年度においては84.9%の人が月0~2冊ということです。

ということは単純に考えて、月3冊読めば、日本の上位15%の読書家ということになります。
5冊以上で上位7%です。

上位15%以上であれば読書していると言ってもよいでしょう。
そう考えると「読書」の敷居は低くなったかもしれませんね。

あなたは一冊の本を読んで、内容をどれだけ覚えているでしょうか?
何度も読み返さなければ一週間後もすれば殆ど忘れると思います。

普通に本を読んでも最初は10%も覚えていれば良いほうでしょう。

また、本をいくら速く読んでも理解力が追い付いてないと意味はありません。
理解力はそのままに、速く読めると尚良いでしょう。

速く読めるようになれば月5冊以上は余裕ですから大きなアドバンテージになりますね。

速く読むためにはもちろん「語彙力」も必要になります。
速く読めるようになるためには、まず多くの本を読まなければなりません。

語彙力は、今までの知識と関連付けることで増えていきます。
また、HGMトレーニングを進めていくと、思い出せる量が増えるようになります。
そして、HGMトレーニングが一定のラインを超えれば速読もできるようになってしまいます。

「どうやったら速く読めるようになるの?」とお思いかもしれません。
巷の速読ハウツー本に載っているような小手先のテクニックだけではありません。
また、速読を目的ともしていません。

それでも、結果的には速くなります。
速く読めるということは、それだけでも学校の成績や会社の業績アップに繋がります。

本は良書も駄本も数多くあります。
速く読めれば、それらを見分けるのも速くなります。

良書は著者が生涯にかけて学んだこと、調べたこと、失敗談や成功談などたくさんの叡智が本に記されています。
また、昔から語り継がれている本も数多くあります。
これらの知識が時代を超えて、一冊1000円ちょっとで追体験できるわけです。

たくさんの本を読めるということは、それだけ著者の人生を追体験できるということです。
それらの経験が自分の人生の標となります。

ここまで読んでいただいたあなたなら、本を読むことがどれだけのアドバンテージになるかお分かりいただけるはずです。

「どんな本が良いですか?」という質問もありますが、実用書をオススメしています。
小説はイメージ力を鍛えられる部分はありますが、娯楽です。

大人に限らず、学生も実用書を読むのをオススメしています。
学校の勉強では教えてくれない事例や、学校の勉強とつながる部分も発見できるはずです。

本をたくさん読めば読むほど可能性が広がると確信しています。

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    記事:鬼の子寺子屋講師 宮嶋 貴大

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