「成績が悪いからもっと勉強しないと…」
「どの塾に行っても成績が上がらない…」
勉強だけで成績は上がりません。
勉強以外のことをしなければ、勉強もできないのです。
最近、こういう記事を見かけました。
学力と読書の調査だそうです。
分析方法:
①各被験者ごとに算数の学力検査の正答率を学年別に算出する。
②算数学力検査について領域(数と計算・量と測定・図形・数量関係の4領域)別に正答率
を算出し、高学力群と低学力群の比較を行う。
③算数学力検査と読書力検査の成績間の相関をとる。この結果から、算数の学力の高い生徒は読書力も高く、逆に読書力が低い生徒は算数の学力も低いことが推測された。すなわち、読書力は算数の学力に関係していると考えられた。
これは聴覚障がい者のデータですが、この問題は聴覚障がい者だけでなく、見聞きしたり、実際に指導している立場から言うと健常者にも共通します。
読書力の定義というのは、「書いてあることを理解できていること」であり、
理解できているかどうかを確認するには「何が書いてあったか」を吐き出せること。
また、それに対して何かしら自分の意見を言えるようになったり、拡張して色々調べることができるようになれば思考力もあると言えるでしょう。
僕は基本的に勉強は苦手でした。
学生時代は、努力と根性、時間をかけて机に向かって問題を解きましたが
それで頭が働いたかというと、そうとは思えませんでした。
勉強をする楽しみも無ければ、勉強のやり方がどんどんわからなくなる悪循環でした。
数学は幸い、ルールがあり覚えたらある程度のところまではいけます。
学校のテストでまぁまぁ良い点数を取れてはいたものの
受験本番や模擬試験はどうしても文章題がついてまわります。
これがかなりキツく感じていたものの、どう対処していいかもわかりませんでした。
しかし今なら言い切れます。
「勉強以外で頭を使いなさい」と。
普段から頭を使えていないのに、勉強で頭が使えるわけがないと考えています。
昨日の記事ではその手段として「遊べ」と書きましたが、読書もその方法の1つです。
読書も遊びみたいなものですが、基本的には実用書などをおすすめしていますが、いろんなジャンルの本を読むことをお勧めします。
最初は興味のあるジャンルから読んで、その次は興味のあるジャンルと共通点のある本なども良いですね。
また、著者も1人に限らず、いろんな著者を読んでください。
当たり前ですが、一人ひとり意見も違います。
どっちが本当でどっちが嘘…というジャッジはあまりしていません。
当塾や、「みんな天才化機構」では「まずは全てを疑ってください」と指導しています。
その人の立場になって、どのような思考で、こういう調べ方をしたら、こうなったというだけの話です。
そして、書いてあることが事実だと仮定したら、こう考えられる、ということや
自分はこう考えてこう調べてみようと思ったら調べて事実確認をしたり
別の人の反対意見も調べて事実確認をしようとするのも良いですね。
となると、当然たくさんの本を読まなければなりません。
一冊一冊ゆっくり読む暇はあまりないと思います。
でもよく考えてみてください。
試験も、ゆっくり読む暇は与えてくれません。
英語、国語、数学(算数)…
一瞬で要所を理解して問題に取り掛かる必要があります。
そのため、読書力=学力になるのはもちろん、読書力=問題解決能力とも言えます。
「そんなに本を読むのは大変だ~~~!」って思ったでしょうか?
大丈夫です。
HGMトレーニングは、レベル1から楽しんでトレーニングをすることができます。
最終的には、本も速く読めるようになっているのですが、それは結果です。
別に速読を目的とはしていませんが、脳のスピードが速くなってしまうわけです。
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勿論カウンセリングは無料ですし、トレーニング体験も行っていただけます。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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