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人間関係で悩んでいる人へ

僕自身、人間関係でよく相談を受けてきました。
定期的によく相談を受ける事例を書きます。

「人間関係がうまくいかない」ということですが、どういうことでしょうか?
これもコミュ障に通ずるところがあるのですが、僕が1つの指標として考えていることを書いていきます。

基本的に、善悪論では殆ど解決することがありません。
その事例を次項から説明していきます。

■「誰誰が悪い」にフォーカスすると…

「誰が悪い」にフォーカスすると…
ずっと、その対象となる人に対して怒りの感情を抱くことになります。

また、その人が何をしていても憎くなります。

「行動」にフォーカスせず「誰が悪い」にフォーカスしているのですからこの流れは火を見るよりも明らかです。
これは学生のときから、社会人になるまで色んな人を見てきましたが、よく同じような問題を起こす人の特徴として、「誰が悪い」にフォーカスして「わざわざ問題化している」のです。こういう人は、どのグループに所属しても同じような行動を起こします。

■「自分が悪い」にフォーカスすると…

では、「自分が悪い」だとどうでしょうか?
自分が悪かった、といえば聞こえは良いのですが、それも内容によります。
「自分のこの言動が良くなかったな」と説明して、改善できるならOKです。

とは言えど、癖になっている場合、改善に多少なりとも時間はかかります。
そのあたりは自覚しているならば、色々な改善法を試すことで、最終的になんとか改善されるケースも良くあります。

その一方、「自分のどこが悪かったのか」が説明できず、何となくいつもグループで良くないことが起きるから、自分のせいだ、と思考停止でネガティブに考える人もよくいます。

こういう人は、行き過ぎると「自分なんて…」と自己否定したり、ちょっと明後日の方向に考え始めて、「みんなへの罪滅ぼしで私はこういうことをしよう」と考え始めるケースもありました。

■「何がうまくいかなかったのか」の理由を探せ

何がうまくいかなかったのだろうか?どこがダメだったのだろうかと検討をつけて考えてみてください。

こんなことを言うと、「じゃあどうすれば良いの?」と悩んでいる人は多いのですが、「悩む」と「考える」は違います。

「悩む」はどこかで「できない理由を考え始めて、物事を複雑にする」行為です。
「考える」は「どうやったらできるのだろうか?と、物事を紐解いてシンプルにする」行為です。

僕が「考えたほうがいい」という背景はそこにあります。

例えばですが、学校のテストの問題を見たときにすることは
「問題の解き方を考える」ですよね?

「この問題が解けない理由」を探して「この問題やろうかなぁ」と悩みませんよね?
解けなければそれはそれで次の問題に行くだけです。

繰り返しになりますが、「何がダメだったのだろうか?」と考えることで、自分のこの言動が悪かった、相手のあの言動が悪かった、そもそもこのグループは全員の立場があってこうなった、食い違いが発生する状況だった、等いろいろな理由が見えてきます。その解決として行動やシステムを改善したり、お互いが程よい距離感を作ったりするわけです。

まとめ

よく相談される人間関係について、僕なりの見解を書きましたが、如何でしょうか?
その人が、何にフォーカスしているかで結果がかなり変わってくるのです。フォーカスはいわば、「どこを目指すのか」という目的もあります。鬼の子寺子屋では、「自分が何にフォーカスしているのか」を認識する指導も行っております。

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