最近は「自信が無い」という人がよく居ます。
また良い大人で「人見知り」なんですと言う人もいます。
人見知りは過去の経験から来るケースもありますが…
大体は自信の無さからくるものでもあったりします。
どうやって自信を付けたら良いのかわからない。
自分には何か突出したものもない。
そう考えているうちに自分は無力だという負のループになり…
周囲はアドバイスをくれますが、どれも頭に入らない。
「そんなのできたらやってるよ!」
そう叫んで閉じこもりたい気持ちもわかります。
最終的にはカウンセリングも視野に入ります。
自分が大学時代そうだったので本当に自信が無くてしんどいという気持ちは痛いほどわかります。
当時の僕は「生きるか死ぬかしかない」とは思っていたものの、
「カウンセリングは薬をくれるだろうけど、救いにならない」
「話して気持ちが軽くなったところで、何も得られるわけじゃない」
ということには気づいていたので、何か強く求めていたわけです。
現状を変える可能性があるものなら何でも良かったのです。
確かに、周囲は心配してあれこれアドバイスをくれます。
かといって、周囲のアドバイスを聞く耳を持てるような余裕もありません。
だけど、この記事を見ているのであれば…
これだけは意識してほしいのです。
1日1つ、少しでも良いので積み立てるということです。
自信が無いとき、昨日何をしていたか、今日何をしていたか、
多分覚えていないでしょう。
なので、目標に向かって何かやる道筋があるとき
1日1つだけ何かをして記録を取ることをおすすめします。
記録は大学ノートのようなシンプルなものでも構いません。
1日の終わりに日付と何をしたかを記入するだけです。
このとき結果の出来はそこまで重要視していません。
できたかできなかったかはどうでもよく、何をしたかです。
勿論、1日1日はちょっとだけ意識してやる必要がありますが
一気に変えようとしないで良いのです。
一度に変えようとすると、脳は環境の変化を感じ取って中断するように働きかけてきます。
そのため大きいことをやるほど、やらなくて良い理由を作ってしまうのです。
これでは自信喪失してしまいますね。
なのでどれくらいの匙加減でやるのかと言いますと、
1日5%変えるくらいの気持ちでいてください。
1日のうちの5%、意識して何かをする時間を作るのが良いのかな、と僕の経験上では思います。
大体平均的に1日7~8時間寝ているとします。
そうすると起きている時間は16時間…960分でしょうか。
1日で使える時間は960分として、5%は48分です。
大体1時間行かないくらいの時間ですね。
この時間だけは、何かを変えるために意識して取り組んでも、脳はそこまで変化を感じ取りません。
そしてその日にやった記録をつけるのです。
その時に「これだけのことをやってきた」という数値化できるものがあると、少しずつではありますが、一週間後に見返すと自信がついてきます。
これの良いところは3日坊主でも4日目、5日目から再開すれば記録は続きます。
「これができたなら、もうちょっといけそうだな」と思ったら10分単位でも構いませんので徐々に自分の生活を変えてみてください。
1年後にどれほど記録が残っているでしょうか?
どれほど成長しているでしょうか?
これが自信の積み立てです。
そうすると楽しみになってくるはずです。
脳は楽しみを糧に、活性化するようにできています。
もし自信が無い…という方はぜひお試しください。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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