子どもに厳しくできない親が増えている
HGM本講座を真面目に受けるとどんなお子さんでも天才になってしまいます。
が、もちろんきちんとHGMトレーニングを続けられる子でなければいけません。
子どもが自分でトレーニングをやる意義を見出すまでは、大人が指導してやらせなくてはいけません。
どんなに講師が言葉を尽くしても、親御さんが子供の言い分に従うご家庭ではそれは少し難しいです。
子どもに強制する力、子どもに躾が出来ない親御さんがよく言う言葉です。
「平凡でも幸せに生きていてくれればそれでいい」
「学力もある程度生きるのに困らないレベルなら今のままでもいい」
それも人生ですし、それも一つの幸福です。
間違ってはいないと思います。
でも、それは子どもが小さいうちから親が決めることでしょうか?
・子どもの脳力を過小評価すること
・躾をしないこと
視点を変えればこれらも親から子への強要であるとも言えませんか?
いまの平和な世の中が何の上に成り立ってるのかしっかり教える
最初から、平凡でも幸せである事しか選べないのか
脳の使い方を知ってから、ぶっとんだ人生へそのまま進むか、あるいは今までの生活に戻るのか
いつでも自分で選択できます。
子どものうちから教えてあげることで尚更可能性は広がります。
もちろん、大人になってからも頭の使い方を知れば何歳でも人生は激変します。
「平凡でも元気で幸せに生きてくれたら…」という言葉は耳なじみがよく、簡単です。
しかし、それならばそれで、その平凡な幸せの下にどれだけの人の努力と犠牲があったのか子どもに教えることは必須だと思います。
わたしたちが今謳歌している平和や幸せは、ある日突然現れた無償のものではありません。
この記事を見てくれているあなたが手にしているスマホやパソコンは、誰かのアイディアと実現するまでの人生をかけた努力の結晶です。
わたしたちはそれを、お金をポンッと払うことで簡単に使うことができているだけです。
わたしたちの言う「平凡な幸せ」は
誰かが生み出してくれた物の上に成り立っています。
こういった事と向き合わず
子どもにすら真剣に教えずに
「平凡でも幸せでいてくれたら」という言葉を使うことにわたしは違和感を覚えます。
世の中には、こういう小さな違和感が他にもたくさんあります。
大人と子供。
一緒にこういった違和感に向き合って考えていくことが大切ではないでしょうか。
鬼の子寺子屋では
子ども達を勉強ができる子にすることが目的ではなく
自分の頭で世の中を見て、自分の意見をしゃんと持つ子に育てます。
そういった子は、これからどんな世の中になっても
自分で楽しさを見つけて自分の力で幸せに生き抜いていくでしょう。
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記事:鬼の子寺子屋講師 宮嶋 悠希子
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