寝る子は育つというけれど…
あなたは1日どのくらい寝ていますか?
また睡眠時間は長いほうが良いと思っていますか?
また「夜は成長ホルモンが活発なのでその時間に寝るほうが良い」、という認識はあっているのでしょうか?
これは以前の睡眠のお話の続きです。また、睡眠に関する有識者の引用を出しますね。
たしかに運動中や睡眠中というのは
身長を伸ばす為に必要な成長ホルモンが
たくさん分泌されます。ですが、起きている間に比べると
睡眠中というのはやる気のない状態なので
ほとんど受け取る事ができません。どういうことかと言いますと、
起きている時はやる気があるので
大きなバケツを持っているのですが、
睡眠中はやる気がないので
おちょこを持っているという感じです。仮に成長ホルモンを雨とするなら、
睡眠中はたくさん雨が降ったとしても
おちょこしか持っていないので
ほとんど雨が入らないイメージです。
これが事実だと仮定したら、寝れば寝るほど無駄ということになります。
また「寝る子は育つ」という言葉がありますが、
データを見ると、必ずしもそうでもないのではないかと言えるのです。
縄文時代
古墳時代
江戸時代
現在の睡眠時間と身長の平均推移を見てみると
最も身長が高いのは現代です。
次に古墳時代、縄文時代と続き、江戸時代は155cmだったそうです。
一覧にしてみますね。
時代 | 平均睡眠時間 | 身長 |
縄文時代 | 8.5時間 | 158cm |
古墳時代 | 8.0時間 | 163cm |
江戸時代 | 11時間 | 155cm |
現代 | 7.5時間 | 171cm |
それぞれの時代の食生活や生活環境もあるので一概には言えないのかもしれませんが
「寝る子は育つ」を疑うには充分ではないでしょうか?
ゴールデンタイムに寝るのが良いという常識もありますね。
夜の22時から2時までの間のことですが、この時間に成長ホルモンが出るといいます。
これが事実だとして、その時間に寝るのではなく別のことをしていたら…?
ある実験ではこの時間帯に筋トレを行うと効果が上がりやすいということがあったそうです。
「本当か?」とも当然思ってしまうのですが、、、
この結果を聞いて、ちょっと自分でも試してみようか、という気持ちになりませんか?
今までの睡眠の常識が寝具メーカーや医療関係によって作られたのだとしたら
良く聞く常識ほど「本当か?」とデータを探す必要があるわけです。
世の中の睡眠情報は、辿ってみれば…流した人に利益があると思ってしまうわけです。
ここでは「睡眠の常識」によって寝具メーカーや医療関係者が得をすると思いませんか?
データを見てみると、必ずしも常識通りではないことがわかります。
基本的に数字はウソをつきません。
(利権が絡む場合はデータの改ざんがあることは多いですが)
エビデンスが無かったとしても、自分で試したことなどの結果はウソをつきません。
そうしたら「次はこれでデータをとってみようか?」となったり、
比較的客観性が出やすいデータを探してみたりできますね。
バラバラに探して照らし合わせると、関連性も見えてきます。
身長情報や睡眠時間だけの情報は、それぞれ独立していたほうが利権は絡みづらいです。
しかし自分で紐づけする必要があります。
これに正解はありません。
しかしながら嘘には気づきます。
それらを踏まえて、正解なきこの世界から自分で結論を出すのです。
既存のものを疑って、調べてみて紐づけしてみて、新たな角度で考える。
「全てを疑え」というのはそういうことです。
この時の脳はめちゃくちゃ動いています。
勉強もこのように疑問を普段から持っていれば、成績なんて余裕で上がります。
鬼の子寺子屋ではこのように考える力のあるお子様を育てていきます。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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