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生活は学びの宝庫

お子様はお家で何をして遊んでいますか?
はたまたテレビやネットの動画に夢中にさせていますか?

しかし、お家の中でも学びが多いことに気づくはずです。
何かというと「家事」です。

お子様が男の子なら家事をさせない、女の子なら家事を手伝ってもらうということもあるかもしれません。
年齢によっては「危ないからダメ」と言うこともあるかもしれません。

しかしながら、なるべく一緒に家事をして経験を積ませたほうが良いとも思うのです。

僕自身も、大学後半くらいから実家でたまに家事を手伝うようになったのですが
両親とも忙しく、家事は一緒ではなく一人でですが、学ぶことが多かったです。

以下に例を書きますね。

毎日食べるご飯。

食べ物を炒めるとき強火でやるとフライパンは焦げる。
でも中華料理の厨房を覗いたことがあるならわかるかもしれませんが、強火なのに焦がさずにチャーハンを炒めていますね?
何が違うのでしょうか?

包丁も押して切れるものと、引かないと切れないものがありますね。
野菜の捌き方、肉の捌き方も違いますね。

味付けや加工の段階でも
水を加える料理、塩を使う料理…
例えば魚は焼いても〇、蒸しても〇
作り方で味も触感も変わります。

何故その加工をするのでしょうか?
どのようにすればその味が出せるのでしょうか?

色んな調味料も試さなければ匙加減もわかりません。
味付けに失敗することももちろんあります。

失敗したら、どうやってフォローするのか
(塩を入れすぎたなら、水を足して薄めるなど)
どうしたら食べられるようになるのか?というのも考えます。
これも濃度の勉強ですね。

洗い物もそうですね。

水で汚れが落ちるものもあれば、油を使った料理を乗せた食器はなかなか汚れが落ちません。
フライパンや鍋も多少は焦げることがあります。
その時は何をどのような順番で洗うのが良いのか?
また、何を使って洗うのか?
これも考えることが多いですね。

捨てたゴミは何故匂うのか?
匂わないように捨てるにはどうしたら良い?

台所だけでもこれだけ学ぶことが多いのです。
洗濯や掃除でも学びはあります。

僕は大学時代後半から、徐々にこれらのことを自分でやるようになって
その時に今まで習っていた化学の知識も紐づきました。

大学時代ですから、当然「もっと早く家事に触れておけばよかった!」と思いました。

化学科には進んだものの、お家での家事の体験もあったなら、中高時代に理科や化学はもっと早くわかったはずです。
「あっこういうことか!」と気づきながら勉強ができたとも思うわけです。

子供に是非、家事の経験も、外での遊びの経験もさせてあげてください。
中学、高校ともなれば忙しいことも多いでしょうから、なるべく小さいときから体験させてあげると良いでしょう。
お子様の学びには「経験」が基となるはずです。

経験が少ないまま、学校の勉強を暗記したところで、自分の進路など考えられるのでしょうか?
たくさんの経験が引き出しとなるからこそ、いろんな思考もできるのです。

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    記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大

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