昨日は「刺激のある1年にしよう」という話をしました。
色んな生徒が居るのですが、それぞれ個性が違います。
飛行機が好きなお子様も居れば、小説が好きなお子様も居ます。
また、勉強は新しい発見や新しい発想に対する刺激があるべきです。
思い起こせば、学校の授業って面白かったでしょうか?
塾の授業って面白かったでしょうか?
たまに雑談で面白い話をしてくれる先生も居ました。
授業のスパイスにはなったかもしれませんが、肝心の科目講義に関しては全く覚えていません(笑)
大体は…
「アレを覚えろ、コレを覚えろ。」
「まじめに勉強して欲しい。」
「ここはテストに出るから大事だよ」
先生も親も勉強に関しては同じようなことを言っていませんでしたか?
ただの点取りの為の勉強ってつまらないんです。
テストの点数をモチベーションに頑張る生徒も居ますが…。
逆に漫画やゲームは刺激的に作られています。
漫画は続きが気になり…ゲームは途中で詰まって、攻略法を探したり…
「続きは???」
「何であそこで死ぬんだろう」
「どうやって攻略するんだ?」
「どうやったら勝てるようになるんだろう?」
そんなふうに
ちょっと頭を刺激するように計算して作られています。
そして、ハマってしまえばいつまでもできてしまいます。
何故、勉強でそれができないのでしょうか?
もうおわかりだと思います。
入口がつまらないし、教科書をなぞるだけで、疑問を投げかけていないからです。
殆どの参考書は無駄なものが削り落とされ、「効率よく要点だけを覚えよう」というものも多いです。
それでは続きが気になるわけがありませんし、テストに出ないのであれば無駄と切り捨ててしまいがちです。
でも…無駄なものって本当に無駄でしょうか?
考えてみてください。
今まで、自分が興味を持ったものや詳しくなった知識って
学生時代には「無駄」と定義されるようなものではありませんか?
車の話だったり、宇宙の話だったり、スポーツだったり、料理だったり…
でも、興味を持った分野は一発で覚えるし、たぶん、勉強が繋がればその知識にも詳しくなっていますよね。
料理に目覚めた人なら化学も覚えられるはずです。
野球に目覚めたら物理もなんとなくわかるはずです。
この世界で、繋がらない知識はありません。
僕はテストに出ないけれど、一見無駄なものほど良いと思っています。
「そういえば、キリストが〇〇に対してブチ切れた話知ってる?」
「アインシュタインだって好きで原爆作ったんじゃないんだよ」
「数学って元々神の学問だったんだよ」
「この服って、高校化学の範囲で繊維作れるの知ってる?」
「保険って元々ギャンブルだったの知ってる?」
というような話が会話の中だったり、授業であったらどうでしょうか?
ちょっと気になりませんか?
そういうものこそが、頭への刺激になり、興味もわこうというものです。
僕も勉強は嫌いでしたが、大学に入って思うところがあり、色んな本を興味の赴くままに読んでいました。
そうすると、今まで無駄と思っていたものが、「あぁ、こういう理由でこれができたのね」と背景もわかり、嫌いだった勉強のこともわかるようになりました。
そうすると、知識と知識に繋がりができ、中々忘れません。
学生時代、あれほど嫌いだった社会の科目、地理や世界史も覚えられるようになりました。
興味分野は人それぞれ違うので、どこから入口になるかはわかりません。
そのため、先生は生徒に対してどんどん質問を投げかけなければなりません。
質問を投げかけて「そういえば何でだろう」となったときに頭が動きます。
その中で自分が気になったことならどんどん調べたりするようになります。
結果的にそのほうが、多くのことを知るようになります。
当塾では生徒の頭を刺激するように、いろんな投げかけを行っています。
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記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大
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