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人は見たいものを見ている

あなたの人生は楽しいですか?それとも楽しくないですか?
同じようなできごとがあったとき、その人によっても受け止め方が違います。

どうせなら、人生は楽しいほうが良いですよね。

これは「普段からポジティブに考えよう!」というお話ではありません。
根本的に「人は見たいものを見ている」ということです。

あなたの見ている世界は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった五感を通して脳内で五感によって得た情報を再構成した世界を見ています。

あなたが「現実」と認識している世界は、あなたの脳内にあります。
またその人が今までどんな経験を積んできたか、また日頃から何にフォーカスしているかで見えている世界は違ってきます。

その人が食べ物が好きならば、脳内では食べ物の情報が強調された世界を見ています。食べ物の種類や、世界にどんな食べ物があるのか、また食文化はどういうふうに発展してきたのか、食べ物を軸に世界観を作り出します。

イタリアと聞くと「あっ、パスタやピザの発祥地だ!」というイメージが沸くかもしれません。
車が好きであるならばイタリアと聞くと「フェラーリの国だ!」というイメージかもしれません。

これは「引き寄せの法則」にも関係してきますが、普段からフォーカスしているものや思考の癖が今を招いていることにもなります。

【引き寄せの法則で願いは叶わない?】
「引き寄せの法則」は「願えば叶う」というものですが、これも使い方を誤解する人が数多くいます。
日本人は特にその傾向がみられますが「~をしたい」「~と思っています」という表現が多いです。
結果どうなるのかというと、「〇〇になりたい」と願えば「〇〇になりたいと思っている自分」が叶います。
本当の望みは叶っていないことにお気づきでしょうか?夢があるならば「〇〇になる!」という言い切りの表現が良いです。

例えば、怒りっぽい人は、いつも何かに怒っていませんか?
「たまたま」その人が怒りたくもないのに、そういう事件ばかりが彼に集まっているわけではありません。
世間のニュースに怒り、周囲の仕事に対して怒り…その人が怒りたくて、怒れるものにフォーカスしているのです。

これが上記で説明した「見たいものを見ている」ということです。

テレビのニュースを見て、何かを恐れている人は、それを恐れたくて恐れているのです。

悩みも同じです。
その悩みは元々存在しませんでしたが、何かがあったときに「あっ自分はこれで悩んでいるんだ」と自身で悩みを作り出します。
それを悩みと思わなければ、悩みではありません。

あなたは普段から何にフォーカスしていますか?
あなたからいつも出る言葉は何でしょうか?

前回の記事で「共通点を探そう」というお話をしましたが、ここでも使ってください。
あなたがフォーカスするものの共通点や、あなたがいつも言う言葉やお話の共通点は何でしょうか?

それがあなたの癖であり、あなたが無意識に見たいと思っているものです。
これを変えていくことで、学習効率が違ったり、人間関係の構築ができるようになったりします。

あなたが変われば世界は変わるというのもここにあります。
慣れてくると凄く面白いテクニックですので是非チャレンジしてみてください。

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