皆さんはよく「~したい」「~したいと思います」という言葉を使いませんか?
以前お伝えした「考えるも頭の中で起きてることが違う」という言葉と同様に
「~したい」という言葉を使うときに頭の中で起きていることも理解したほうが良いかもしれません。
小学生の作文などで、「~したいと思います」と書くのが良い文章のように教えられます。
この~したいはどういう状況なのかまずひも解いていきましょう。
「~したい」と思っているとき
「今はまだしていない」という状態です。
この時の状態であれば、今はまだそれをしていません。
その内容が例えば「お肉を食べたい」であれば、お肉を買って食べれば済むので達成可能でしょう。
しかしながらちょっと長い目標になったとき、その内容は真っ二つに分かれます。
願いの内容が「お金持ちになりたい」だったとしましょう。
そうすると
「お金持ちになれそうにないけど、なれたらいいな」と思う人と
「お金持ちになりたい!だから~しよう」と思う人が居ます。
自己肯定感が低い人が多いので大体は前者です。
その結果どうなるかというと
【「お金持ちになりたい」と思っている自分】を実現します。
有名な「引き寄せの法則」の罠はここにあります。
お金持ちになりたい、と願えば【お金持ちになりたいと願っている状態】の自分が叶うだけです。
おわかりいただけたでしょうか?
その反面、スポーツ選手や、色んな凄いことを達成している人が使う「~したい」は「~する」と同義なのです。
~したいと思った時点で、もう、それを達成している自分のイメージがあります。
イチローが「あの球を打ちたい」と思えば、「あの球を打っている自分」がもうイメージできているのです。
それは「~する」と同義ですよね。
なので、これから「~したい」と思った際には、「~する」と言い換えてそれを達成している自分を楽しくイメージしてみてください。
それだけでも人生の質はだいぶ変わるでしょう。
鬼の子寺子屋ではこういう指導もしています。
記事:鬼の子寺子屋講師 宮嶋 貴大
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