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世の中の常識を疑え!有機野菜は本当に安全?

おそらく、皆が疑っていないものがあります。
「有機野菜は健康に良い」というものです。

「突然、何を言ってるんだ?」と思うかもしれません。

ここでも当たり前の想像から始めましょう。

有機野菜は身体に良い…これを前提とすると
それはヒトにとっても虫にとっても栄養があるということです。

昔は八百屋に行けば虫食いの野菜もあったかもしれません。
(そもそも八百屋って知っていますか…?)

昔は商店街に行けば、八百屋もありましたが、
今は殆どの人がスーパーで野菜を買うと思います。

さて、スーパーでも「有機」と書かれた野菜があるかと思いますが
虫食いのものはあるでしょうか?
キャベツなどには穴が開くはずです。

しかしながら、有機と書かれているのにきれいすぎる野菜は疑わなければなりません。
虫がつかないのであれば、野菜自体が毒を出している可能性もあります。

農薬も使用していないのに、野菜に虫がついていない…
これ自体がおかしいのです。

有機野菜の定義を再確認します。

農薬を使っていないこと
肥料を使っていないこと

この2つを定義するとなると、肥料を使わないというのは考えにくいですね。
ほったらかしで育つ野生のものもあるのかもしれませんが
そういうものは間違いなく虫食いで、スーパーに並ぶほどの量が収穫できるかもわかりません。

じゃあ百歩譲って「化学肥料を使っていない」に再定義します。
化学合成肥料でない場合は動物のフンを肥料にすると考えられます。

その動物たち…牛や豚などに何を食べさせていたかということもたどらなければなりません。
基本的に動物の成長を促すために、成長ホルモンを注射している可能性も考えられますね。
これは養殖漁業などでも使われています。

また、何を食べさせているか…たまに話題に出る狂牛病などは牛に牛の肉を食べさせることで起こります。
その場合は遺伝子に異常が起きている動物のたい肥で作物を育てる…
これもかなり危ないのではないかと考えます。

つまり、有機野菜なのに虫がつかないということは
野菜自体がたい肥によって毒を持ち始めているという想像もできるはずです。

勿論、毎日手間暇かけて、虫をとっている農家もいます。
そういう農家は安心できると思います。

なので「有機野菜だから、全てが安心だ」と思ってはならず、
どういう判断で野菜を選ぶかを考える必要があります。

また種子法も調べなければなりません。
種の利権も調べてみると酷いものですが、種も遺伝子組み換えはされている作物のものもあります。

有機納豆の大豆はどうでしょうか?
遺伝子組み換えでない…であれば肥料は…と考えると調べる余地がかなり出てきます。

野菜を出荷するさいも、ある程度日持ちするように洗浄剤をかけています。
スーパーの野菜はほぼ洗われています。
中には中性洗剤を使って洗う国もあります。

そうするとなると、減農薬を使っている野菜くらいが安全なのかもしれないという考えも出てきます。
また、近所の信頼できる農家から直接栽培方法を教えてもらって入荷するという手もあります。

また「国産」という表記も、それだけで安心してはいけません。

海外から輸入する際は、厳しい検査基準があることは、イメージがあるかと思います。
2002年の中国産の野菜に問題が見つかってからは、さらに検査は厳しくなったはずですが、
国産の農作物に対しての基準は、海外からの輸入品と同じ検査はしていません。

これも知っておかなければなりません。

身体の調子が悪い…病気を治したい…色々な思いで買っているはずの「有機野菜」もこういう罠があったりします。

今回の話題は意外と疑っていない常識だったのではないでしょうか?
毎日食べるものですので、色々と調べてみてください。

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    記事:鬼の子寺子屋 教室長 宮嶋 貴大

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